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特許を取る

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特許出願の手続き(準備編) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特許を扱ったテレビ番組やニュースの影響か、特許に興味がある人が最近増えてきていると感じています。

かくいう私もその一人です。

 

今回は特許出願について説明しようと思います。特許庁ホームページにいけばすべて分かるはずですが、そのホームページは素人にはとても分かりにくく、知りたいことになかなかたどり着けません。

 

たとえば、一番気になる出願料ですが、特許を提出するのにいくらかかるか調べてみてください。なかなかたどり着けず、もう提出するのをやめようかと思い始めるはずです。(私だけかもしれません・・・。)

 

本気で出願に挑戦しようと思っている方は、発明協会発行(特許庁編)の「特許出願の手引き」を購入することをお勧めします。具体的に実例を交えわかりやすく書かれています。(残念ながらアマゾンでは扱っていませんでした。特許関連書籍はありましたが)。

 

ここでは私が実際に特許を出願したときの手続きの様子をご紹介します。

 

特許に関しては、平成16年4月1日を境に少しだけ変更がありました。それ以前のことはこれから出願しようとする人には関係ないので、変更以降の出願についてご紹介していきます。(変更以前の特許出願、また、実用新案出願についてはまたの機会にでもご紹介しようと思います。)

 

私はアウトドアが好きで、アウトドアに関するこんなものがあったら便利だなー というものを思いつきました。仮にこれをベンリーQと名付けます。この時点では頭の中で、ベンリーQをいろんな方向から眺めて、物としてのイメージを作っていきます。さらに具体的にするために紙に絵を描いていきます。

 

ここまでくれば頭の中では億万長者の自分を想像して、顔がニヤけてきています。ほとんどの人はここで止めてしまうのですが、億万長者を現実にするために、一歩を踏み出します。

 

それはまず特許庁のホームページ(初心者向け検索トップページ)にいって、自分の思いついたアイデアがすでに出願されていないか調べるのです。もし同じような物がすでに出願されていたら、そのアイデアは諦めるか、更に改良して出願するかしないといけません。

 

私もこの段階で何度諦めたことかしれません。自分が思いつくことなんて、すでに他の人も思いついていることがほとんどなのです。しかし、意外なものが見逃されていたりするので、どんなことでも出願されているか調べてみる必要があります。

 

さて、ベンリーQは幸運なことにまだ出願されていませんでした。電話の発明のベルとグレイの話ではありませんが、善は急げです。早速書類作成に取りかかります。

 

 

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