スペインが太陽光発電に力を入れていかなりの成果を上げているそうです。
ある政策を始めてから太陽電池パネルの導入が3,7万キロワットだったのが、4年間で200万キロワットに増加して世界2位の日本に迫っているというのです。
その政策とは、ドイツでも有名な太陽光発電の電気を高く買い取る制度のことです。具体的には電気代の3〜5倍で25年間買い取るのです。
これだと電気を発電して売れば売るほど儲かるわけですから投資としてもおもしろいはずです。
日本では電力会社が買い取ってくれる価格は、こちらが購入する金額と同じです。
つまりものすごく単純に計算すると、昼間5時間電気を売っても、夜間5時間電気を使ってしまったらプラスマイナスゼロになります。儲けはありません。
昼間はほとんど電気を使わずに売電に専念し、夜は深夜電力にして節約しても、あまり効果はありません。しかもストレスもたまります。
夜間電力にはいろんなコースがあるようですが、一般的に午後11時から翌朝の7時までが昼間の1/3の料金になるようです。つまり寝ているときにしか深夜電力は使えないという特殊なものなのです。
太陽光発電は設置時に数百万もかけるのですが、耐用年数が20〜30年といわれています。かなり上手にやりくりしないと、とてもではありませんが儲けにはなりません。
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